たぶん、あの日からもう1年は経ってる頃だと思う
なにもない頭にふつふつと思い出す
そんなことを繰り返して早1年
僕の体の一部と言ってもいいほどの存在が欠けてしまった、あの日
今考えても、すごく不思議な別れだった
頭に重い一撃が落ちてきたのに、ちっとも痛くない
涙なんて見せるまでもない
そう思っていたのに…
それから不完全な人生が始まったはずなのに
呆れるほど毎日がいつもどおりで
それが悔しくて、歯痒くて
痛みも涙もない僕は、こんなに冷たい人間だったんだろうか…
もう一度取り戻すチャンスなんて
いくらでもあったのに
来る日も
来る日も
蹴飛ばして
見ないふりをして
ずっと下を向いたまま真っ直ぐ歩いたつもりになっていた僕の時間
でも、やっと気づいた
やっぱりあの時間を失いたくないって
一緒じゃないとダメなんだって
やっと立ち上がることができた
もう逃げないって
もう離さないって
だからどうか待っていてください
あの白い部屋で待っていてください
必ずキミを迎えにいきます
でここで落ち着けようと思ったけど対象の写真が見つからなかった
fuck you.
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